環境配慮型濁水処理フィルター工法「シードログフィルター」(新技術情報提供システムNETIS:KT-230052-A、特許取得第667562号)は、天然ヤシ繊維を高密度かつ均一な状態で円筒形に形成し、同質のネットで包んだ、環境に優しいヤシ繊維フィルターです。
フィルター内部に、土粒子を吸着させる効果のある、粉末状にした植物の種子が含まれており、従来のバイオログフィルターよりも濁度低減率を向上させました。土工事等で発生する、濁水中の土粒子を、効率的に濾過することで、河川や水路等に生息する、魚類や水生昆虫の生態系が保全されるため、周辺環境への影響の低減が図れます。
「環境配慮型濁水処理フィルター⼯法」バイオログフィルターは、海や河川の自然を守る濁水対策に最適な工法で、土木工事の施行中に発生する濁水を濾過処理します。 天然ヤシ繊維100%のバイオログフィルターを木杭等で固定し、濁水を浄化する環境に優しい工法です。工事終了後は必要に応じて、そのまま植生基盤材としても使用できます。まさに環境配慮型の濁水処理の工法と言えます。
バイオログ水辺緑化は、リサイクル天然ヤシ繊維を高密度かつ均一な状態で円筒形に形成し、同質のネットで包んだ植生基盤材(植生ロール)です。
河川の水際等に木杭等でバイオログを固定することで水際の洗掘や浸食を防止します。バイオログ自体も植生基盤となり、概ね5年から10年で分解します。